動物病院の治療費って高く思われますよね。
具合が悪いと病院に行って検査をすれば数千円～時には1万円なんて
事もよくあります。
でも高いのにはちゃんと理由があります。
今回は犬の治療費について調べてみたいと思います。
【 動物には健康保険がない 】
まず人間と動物の治療費の大きな違いは健康保険。
人間は健康保険があるので3割の負担で済みますが動物には健康保険が
ありませんので、当然全額負担となります。
また動物の治療費、検査等の料金は動物病院によって自由に決められる
そうです。
従って同じ病気の治療でも当然検査方法、薬、治療方針によって料金に
差が出ますし治療効果にも差が出るでしょう。
私も犬を飼っていますが愛犬が通っている病院ではフィラリア薬の投与
開始時期に一緒に連れていくことがありますが、その際に一般的な健康
状態の確認を触診等によって行ってくれますが特に費用はとられていな
いですよ。そんな病院もあります。
【 治療費ってどれくらいかかるの？ 】
ここに日本獣医師会が発表している犬・猫の診療料金実地調査の結果が
下記となります。
（ 引用 ）
●初診料 1,386円
●往診料 2,232円
●時間外診察料（平日） 2,234円
●時間外診察料（深夜） 4,513円
●ワクチン（3種混合） 4,474円
●ワクチン（4種混合） 6,514円
●入院料 1日2,619円
●入院料 ICU 3,788円
●輸血料 10,283円
●去勢費用 12,652円
●避妊費用（卵巣子宮切除） 20,986円
●レントゲン 3,931円
●歯石除去 8,849円
●全身麻酔 10,020円
●爪切り 725円
※平成27年度調査
※平均的な価格を表示
さらに各保険会社が発表しているデータによると
●紐などの誤飲で腸閉塞を起こした場合
検査・手術・入院 150,000～200,000円
●歯周病の治療
麻酔・歯石除去 10,000～30,000円
●結膜炎により、目ヤニで目が開けられない状態の治療
診察・点眼薬の処方 8,000～10,000円
●嘔吐を繰り返し、胃腸炎と診断された場合
検査・診断・薬代 50,000～70,000円
●骨折
検査・手術・入院・通院 200,000～250,000円（骨折箇所により変動）
【獣医師監修】動物病院でかかる治療費の相場https://peco-japan.com/54319
（ 引用終わり ）
私の愛犬も目に傷がついて最初の通院で検査、カラーの貸与、目薬の投与。
再診で検査と合わせて1万円以上かかっていると思います。
（私の場合は安いほうかもしれませんが。）
いかに人間は健康保険に助けられているかがわかりますね。
【 高額治療費に備えるには 】
ではいざという時のための対策といえば人間と一緒で保険ですね。
犬の保険はやはり様々で3割、5割、7割と戻ってくる金額によって当然保険料も
変わりますが、やはり急な出費に備えるには備えは必要です。
また保険会社によっては動物病院と提携していて受付で該当する保険に加入して
いることを証明すればその場で自己負担分を払うだけなんて保険もあるようです。
【 まとめ 】
動物病院の治療費が高額なのは人間のように健康保険がないので全額負担である。
動物病院によって自由に決められる分治療費に差があること。
対策としてネットの評判はもちろんのことご近所の先輩愛犬家さんの情報もまんざら
でもありませんよ。実際私はご近所のお勧めで今の病院に通っていますから。
あと思ったのですが、日々の歯磨きは大変ですけど歯周病の予防にもなりますし、爪
も自分で切って上げられれば自分の足で目を引掻いて痛めてしまうリスクも減ります
しね（という私がなかなかうまくできていませんが。）
食事に気を付けるというのもありですね。人間と同じものは塩分が強いので極力避け
たほうが良いかと思います。我が家の愛犬は太りやすいので満腹感を補うドックフー
ドを1日2回与えています。
おやつも歯磨きガム程度しか与えていませんよ。
大変ですが普段から少しずつ気を付けていけば動物病院のお世話になる回数も減らせ
るかもしれませんね。
それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
