犬の病気で犬種、年齢問わずに一番かかりやすいのは何の病気だかわかりますか?
以外にもこの病気「外耳炎」なんだそうです。
耳の垂れている犬種がかかる病気でしょ?って誰もが思いますよね。
意外や意外犬種にかかわらず一番かかりやすいのは「外耳炎」です。
今回はこの「外耳炎」についてその症状から治療法、一般的な治療費まで調べてみました。
【 外耳炎ってどんな病気なの? 】
「外耳炎」って耳の病気だってことは」知っているけどどんな病気?
「外耳炎は」耳の穴の炎症をいい、外耳道という部分に生じる炎症です。
症状は耳のかゆみで、耳が赤かったりニオイがするなと思ったら「外耳炎」のサインです。
( 引用 )
外耳炎の原因
幼少期の犬猫に多いのはミミヒゼンダニという外耳道に寄生する寄生虫による外耳炎です。
再発を繰り返すケースでは、アレルギーや脂漏症(過剰な皮脂やフケが特徴、シーズーやコッカースパニエル
に多い)などが原因となっていることがあります。おどろくことにアトピー性皮膚炎(ハウスダストや花粉に
対するアレルギー)や食物アレルギーでは、皮膚がかゆくなる前に外耳炎が出る場合があります。
また、中高齢になってから急に外耳炎が生じて繰り返す場合は内分泌疾患(甲状腺や副腎のトラブル)が原因
となっていることもあります。そのほか、耳の中に小石や植物などの異物が入って外耳炎になることもあります。
外耳炎はただ単純に耳だけの問題として片付けるのではなく、環境や食事、ホルモンのバランスなども関与する
ことを意識することが大事です。
( 引用終わり 犬の外耳炎って?原因・症状・治療・予防法まとめ【獣医皮膚科専門医が解説】)
【 外耳炎にかかった犬の行動は? 】
それでは実際に外耳炎にかかった犬はどんな行動をするのか。こんな行動をしていたら「外耳炎」を
疑って下さい。
・首のあたりをしきりに掻いている。掻く回数が多くなった。
・頭をぶるんぶるんと振っている。
・床に耳をこすりつける。
首を頻繁に掻くようになるので首の症状を疑ってしまいがちですが、犬はピンポイントで耳を掻けない
んだそうです。耳がかゆい時には後足で掻くしかないのでどうしても耳まで届かない。なので耳の異常
とはなかなか気付かないんだそうです。
そういった仕草が頻繁になってようやく気付いて耳をみてみるともう耳は真っ赤になってました。
慌てて病院に行ったら「外耳炎」との診断。
我が家の愛犬(トイプードル)も毎年春先から初夏ごろに「外耳炎」にかかって通院しています。
お恥ずかしいのですが病院の先生にも「毎年この時期になると耳で通院してますね。去年はいつ頃でしたっけ?」
なんていわれていますよ。
気を付けてるつもりなのですが、意外と歯の方に気を取られて耳はおろそかになってしまいますよね。
【 治療法と治療費はいくら位かかるの? 】
では実際に治療するとどのくらいに治療費がかかるのでしょうか。
症状が軽ければ点耳薬1本を1日2回の投与を1週間程度続ければ回復することもあります。
(我が家はいつもこんな感じです。)
しかし重症の場合は処置が必要ですし、場合によっては数回の通院が必要となってしまうことも。
数千円から数万円場合によっては十万円を超える場合もあるそうですよ。
(クリックすると拡大します)
(引用 いぬと暮らす、ねこと暮らす。ペットとの生き方を一緒に考えるサイト )
【 予防と普段のお手入れはどうしたら良いの? 】
では予防と症状の早期発見はどのようにしたら良いでしょうか。
普段と違うニオイがする。首の周りを頻繁に掻いている等いつもと違うと思ったら「外耳炎」疑って下さい。
予防としては歯磨きをする時に耳のにおいの変化について確認すると良いのではないでしょうか。
お手入れについては指にガーゼを巻いて軽く拭うくらいで大丈夫だそうです。
人間は耳掃除が好きで風呂から出たり暇さえあれば耳掃除をしますよね。でもそれはやりすぎです。人間だって
いじり過ぎれば病気になります。それと同じで犬もやりすぎは禁物ですよ。
【 まとめ 】
「外耳炎」が犬の病気で一番多いのってやっぱり意外ですよね。
風邪もそうですが「外耳炎」も早期発見することが大切。ひどくなってからでは可哀そうですよね。
いつも一緒にいる飼い主さんだからこそちょっとした行動の違いに気付けますし、愛犬のちょっとしたサインにも
答えてあげられるんだと思います。
ん?なんか変だなと思ったら「外耳炎」もそうですが何かあるのかな?と疑ってみると良いと思います。
病院に行って何でもないと言われればなおさら安心ですしね。
歯磨きをする2~3回に1回一緒に耳を見てあげてニオイはないかな?赤くなっていないかな?こんな程度のことで
十分予防になると思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。